産業・組織心理学会と集中講義

想像した以上に苦しく楽しかった一週間をなんとか無事に終えた。

まずは名古屋で行われた産業組織心理学会に参加。産業組織心理学のポストで採用されているので、自分のメインのフィールドではあるんだけど、最近は開催のタイミングが合わなくて、数年ぶりの参加となった。

昨年までは、口頭のみだった (はず) ので発表するとなると、30分のオーラルと4枚の抄録というハードル高めだったんだが、今年はポスターも開催されたので、久しぶりのチャレンジ。発表には今までにないくらいたくさん人が来てくれて、いろいろ示唆に富むコメントをいただけた。たくさん名刺もらいすぎて誰が誰だか。。

社会人院生とか企業の発表者が多いので、全体的にフォーマルなスーツが多かったり、現場の話が結構多く参考になる学会。議論の時間が長いのもいいね。サンプルの数が多いけど分析手法としてはちょっとむむ?と思うようなのが混じっていたりしたけど、30分聞くと結構その間にいろいろ考えることができる。来年はオーラルにしようかなあ。ひさびさに師匠と飲めたし、夜の学会も満喫できた。

日曜の夜には、新幹線で広島に移動して翌日から集中講義。産業組織心理学会に参加した翌日に母校で産業組織心理学の授業ができる幸せ。

集中講義は4コマ×4日というスケジュールで、昨年も経験しているのである程度予想も出来ていたのだが、学会からの連泊ということもあり初日終わった時点ですでに結構なお疲れモード。6時間もしゃべるとクタクタで喉もがらがらになる。しかもなんか寝付けなくて2日目の朝は最悪の体調なところに台風のため終日休講というお知らせがくる。これはもしかしてこの4コマはレポートで代替え??という期待が膨らむ (そんなうまい話はない)。

結局、3日目、4日目6コマという未知の体験をしました。まあ僕も大変だったけど、学生も大変だったねえ。母校の学生はホントに真面目でこのハードスケジュールでもしっかり勉強してくれた。途中でちょこちょこ飲み会も挟んだので、やっぱり体力的にはきつかった。来年は3×5日にしてもらおうかなあ。

しかも、クタクタで家路についたところJRの人身事故の影響で小倉で足止めを食らう。結局力付きて小倉で更に一泊して翌朝帰宅、そのまま仕事という合計7泊8日の長旅になった。ほんと燃え尽きました。写真は学生に撮ってもらったあざといシーン。