ゼミ活動

ゼミの概要
井川ゼミでは、仕事への動機づけや消費行動、リーダーシップ、集団意思決定、職場のメンタルヘルスなどの産業・組織心理学における基本的なトピックに着目し、心理学的視点から産業社会の構造や人々のこころについて研究していきます。基本的には経済や経営などに心理学的な要素をあわせたようなテーマを設定して、定量的なデータを扱う研究をしてもらいますが、学生の興味によっては柔軟に対応したいと思っています。

学習内容・学習方針
3年前期は、社会心理学・産業組織心理学に関連する基礎的な書籍を輪読方式で読み解きます。また、それぞれが興味のある分野の最新の論文を発表し、研究の方法論について学びます。後期には、グループごとにテーマを決定し、実際に調査を行うことで社会調査の手法を学びます。4年次には、各自が決定したテーマを元に調査・実験等を行い、卒業論文の執筆を行う予定です。

その他
心理学のゼミですが、おそらく「心理学に興味がある」という単純な理由でゼミ専攻すると結構ショックを受けると思います。ゼミ配属を希望される方は、できれば、教養科目で心理系の講義を履修しておいてください。もし履修していなかったら入門編でもいいので図書館で心理学系の本を読んでみてください。DAIGOとかカウンセリングとかそういうのを求めて当ゼミに入るとお互い不幸になると思います。
「このゼミに入ったら成長できますか?」と聞かれたことがあります。当ゼミはそれなりのハードルがあるのでしっかり成長できると思います。ただ、ゼミ生には「自分が日本の科学を発展させる」くらいの気概でいてほしいと思っています。3年時のグループ調査や卒業研究の内容は地方学会での発表を義務化し、卒論は学術雑誌投稿に値するものを要求します。研究結果を積極的に発信する意欲のある学生を募集します。

※基本的には休まずゼミを開講予定です。1・2年生でゼミ進学を希望される方はいつでもゼミを見に来て頂いてかまいません (アポください)。また、調査や実験等の方法を学びたい大学院生、学部生などは他ゼミであっても誰でもウェルカムです!


2018年の記録

2018年5月更新
2018年度は学部3年生9名が所属しています。バライティに富んだ素敵なメンバーで、輪読も非常に真面目に取り組んでくれています。

2018年6月更新
ゼミ長宮本さんが、経済学部の久保奨学基金 (成績優秀者に対する奨学金の給付奨学金)を授与されました。おめでとうございます。
給付された奨学基金は、宮本さんの目標である高校教員としての進路をさらに拡大するための通信教育や、高校野球活動を通じた地域貢献、卒業研究に向けた心理学会への参加など使用する予定だそうです。
写真はゼミ内での表彰の風景 (いかにも後からとった感じ)。

2018年7月更新
井川ゼミ3年前期は、ゼミ生によるテキストのプレゼンと論文発表を行いました。学生同士の投票で最も最も高評価だった山口さんには、「微妙にいらないけど捨てにくい高価なもの」というテーマでバーンマシン (筋トレマシン)が授与されました。持って帰るだけで筋肉痛になれます。また、前期後半から、心理統計の学習を開始しました。使用するソフトは関西学院大学社会学部の清水先生が作成してくださったフリーの統計分析プログラムHAD、参考書籍は「Excelで今すぐはじめる心理統計」です。HADを使えば、複雑な知識がなくてもデータを触って楽しめるので、それぞれのデータ収集の前に入門編としてしばらくお世話になります。

2018年10月更新
井川ゼミ3後期の目標は、九州心理学会での発表です。ゼミ生はそれぞれの研究テーマごとに3グループに別れて活動中。写真は質問紙の印刷とセットアップの風景。当ゼミに入ると間違いなくサイドステップが速くなれます。次週からデータ収集及びデータ分析に入ります。仮説どおりの結果が出ますように。

2018年12月更新
長崎大学で行われた九州心理学会第79回大会に参加してきました。井川ゼミから発表は3年生3グループ+他ゼミの院生の共同研究の4つ。ゼミ合宿を兼ねているので大学バスを使っての節約旅行。ゼミ長が教職関連の重要授業のため、参加できないという緊急事態でしたが、学部生の初の学会発表としては十分な出来栄えで他大の先生からの質問にも真摯に答えることができていたと思います。大会の準備をしてくださった長崎大学の皆様ありがとうございました。ここ数ヶ月はこの学会に向けて準備に追われていたので、暫く井川ゼミは活動休止の放牧期間。年明けからはみんな大好き英語論文の発表会です!
発表と抄録へのリンクは以下に公開します。なにかコメントいただける方は気軽にこちらまで。
課題の重要度がセルフハンディキャッピングに与える影響  (山口華子・増羽梨菜・宮本健太・井川純一)
集団討議における同調行動に自己肯定感が及ぼす影響 (堤勇佑・小田千恵子・山之内心・井川純一)
Instagram における「いいね」が大学生の孤独感及び承認欲求に与える影響 (中尾颯之・松山尚輝・八塚瑞希・井川純一)
期待の表明と2者関係がモチベーションに与える影響 (小池澄人・井川純一)