第26回-社会専門108

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問題108 ケースマネジメントの機能であるニーズと資源の接合 (リンケージ) に関すイる次の記述のうち, 最も適切なものを1つ選びなさい。
1 既存のサービスの範囲で接合を考える, サービス優先アプローチで行う。
2 接合する社会資源は, フォーマルサービスの中から選ぶ。
3 支援目標の設定は, ニーズと資源を接合した後に行う。
4 自ら意思表示が困難なクライエントの場合には, 専門職主導のアプローチで行う。
5 ニーズと資源を接合していく過程に, クライエントの参加を促す。

この問題も比較的難易度は低そうです。リンケージは, フォーマルサービス, インフォーマルサービスなどの社会資源等とクライアントを結合させていくアプローチのことです。

選択肢1 誤り。リンケージは, 新たに開発される資源等も含めて行うべきものです。そういう意味では, ニーズ優先アプローチと考えるほうが自然だと思います。

選択肢2 誤り。フォーマルサービスだけでなく, インフォーマルサービスもリンケージしていく必要がありますね。

選択肢3 誤り。支援目標が決まってから, リンケージしていくのが一般的ではないかと思います。

選択肢4 誤り。相手がどのような状況であろうと「専門職手動」でのアプローチではなく, 利用者手動のアプローチが必要です。

選択肢5 正答。リンケージに限らずこれはケースワークの基本ですね。

さて二問目。だいぶこの科目にも慣れてきました。

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