民生費の内訳について

Pocket

今日はTwitter での質問への解答から。

「試験の過去問の内容で, 民生費の内訳は児童福祉費が最も大きいとありますが, 何故でしょうか?また, どのような事業が児童福祉費に含まれるのでしょうか?」

これは確かによく分からなかったので, 改めて調べてみました。せっかくなので公開します。

そもそも民生費とは??

生活保護に関する費用, 高齢者福祉に関する費用, 障害者福祉に関する費用, 児童福祉に関する費用, 母子福祉に関する費用などが挙げられています。

聞いた瞬間になんとなく, 高齢化社会だし高齢者に関する費用が高いのかなあ??なんて思うのが自然かとは思いますが, 現在は児童福祉費が最も多くなっています。確かになんで少子高齢化なのに, 児童福祉費のほうが大きくなるんだろう??

僕自身もなんでなんだろうなーなんていろいろとググってみました。

まず大前提, 「民生費とは, 地方自治体の歳出において福祉などに支出される費用」です。

これはどういう意味かというと, 年金や保険などと異なって, 地方自治体が単独で行う各種扶助の経費が含まれているということが挙げられるのだと思います。例えば, 高齢者福祉に関する費用は介護保険の導入を境に大幅に減少していますね。

ということで改めて民生費用の内訳を見ると, 従来は生活保護費が最も大きかった様子ですが, 現在は児童福祉費が最も多くなっているのですね。生活保護費は, 4分の3が国の歳出です。

ちなみに児童福祉費の例としては, 乳幼児医療の無料化, 保育所本人負担の軽減などが挙げられますが, これは自治体によって異なっているので注意が必要です。

よく分からなかったので勉強になりました。たぶんこういう理解でいいんじゃないかと思います。

今後も質問があれば自分の勉強にもなりますのでできる限り調べてみます。勢いで質問用メールファームも作ってみました。

間違いを見つけたら是非教えてくださいねー。

 

カテゴリー: 質問への解答 パーマリンク

コメントを残す