第28回-精神専門9

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問題9 次のうち, 「平成23年患者調査」 (厚生労働省) において, 平成8年と比較し, 推計入院患者数が増えている疾患として, 正しいものを2つ選びなさい。
1 うつ病
2 統合失調症
3 アルコール依存症
4 アルツハイマー病
5 神経症性障害, ストレス関連障害及び身体表現性障害

これは悩みますねえ。。原本はこちら。統計表の4から探すしかないのかなあ。。。ちょっと意図のわからない問題です。ただよく考えればなんとか解けた人も多いんじゃないかなあ。

選択肢1 正答。これはなんとか選べたかな。。気分障害を理由として入院する患者数は平成8年から一貫して増加しています。

選択肢2 誤り。これは削除できた問題だと思います。統合失調症により入院治療を行っている患者数は一貫して減少しています。これは薬物療法の進歩や社会的なアプローチがうまくいっていることの現れだと思います。

選択肢3 誤り。これは資料の中に見当たらないなあ。アルコールによる精神及び行動の障害でいいのかな?一応減少しているのではないかと思います。

選択肢4 正答。これも書いてある場所わからない。。でも高齢化が進んでいるわけだから必然的に多くなるのは間違いがないと思います。

選択肢5 誤り。「神経症性障害, ストレス関連障害及び身体表現性障害」については減ったり増えたりしています。平成8年よりは減少していますね。

ふうとてもしんどい問題でした。でもこれからも出そうかなあ。。

 

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