第27回–共通科目18

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問題18 家族と世帯に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 世帯とは, 主として家計と住居を同じくする人々からなる集団である。
2 世帯には非親族員は含まない。
3 国勢調査の調査単位は, 世帯ではなく家族である。
4 同一家族メンバーが, 複数の世帯に分かれて暮らすことはない。
5 家族と暮らしていない単身者は, 準世帯と定義される。

世帯や家族に関する問題ですね。この問題も結構よく出題されるので解いておきたいところです。

選択肢1 正答。世帯とは, 住居及び生計を共にする者の集まり又は独立して住居を維持し, 若しくは独立して生計を営む単身者をいいます。

選択肢2 誤り。血族である必要はないので, 住み込みでも世帯の一員になることもできます。

選択肢3 誤り。日本国内に住んでいるすべての人・世帯を対象として5年ごとに行われます。これは家族ではなく世帯単位で行われます。

選択肢4 誤り。家族でも単身で独立した場合には別々の世帯になりますよね。ここでいう家族の定義はよくわかりませんが。。

選択肢5 誤り。「準世帯」とは,単身の下宿人・間借り人,雇主と同居している単身の住み込みの従業員や,寄宿舎・旅館など住宅以外の建物に住んでいる単身者又はそれらの人々の集まりの世帯をいいます。この状況でも生計が1つであれば普通世帯になることに注意が必要です。

今日はここまでー。

 

 

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