進路を決める。

 来週の入試で来年度の学生が出揃う。
 来年度も例年にもれなく「少数精鋭」だ。福祉を志す人は少ない。
 量は少ない、では質はどうかしら??
 多くの人がこの世界を志し、その大部分が失敗する。というのが「プロ」という意味では理想なのかもしれない。
 しかし、現実的にはこの業界はそうではないね。
 だって、僕自身が精神保健福祉士を目指そうと決めた理由は一言で言うと「モラトリアム」だ。
 社会に出るのが怖かったし、もっともっと遊びたかったんだよね。
 僕は大学で心理学を学んだが、多くの同窓生は一般企業で働いている。僕が四年生の時は俗に言う「就職氷河期」というヤツで、ほとんど職場を選べるような立場ではなかった。今はもっとひどいらしい。
実際、本音とのところを言うと「就職先がない」という理由で専門学校に行く人も多いだろう。
でも、そんなヤツでもまだまだ未来はある。
専門学校に通っている間の僕を見て、僕が将来教員になると思っていたやつは一人もいないだろう。
最低の不真面目学生だった自信がある。先生の言っていることは奇麗事だと思っていた。
 でも、実際の現場でいろんなクライアントさんに出会って、この仕事のやりがいを心の底から感じることができた。
これはまったく学校では教えてもらえなかったことだ。というか教わることもできないくらい未熟な人間だった。
まともに敬語を使うことすらできなかったもんね。
若者には無限の未来がある。過去の自分のだらしなさはなかったことにしよっと。
小さくまとまるより、枠からはみ出すような「人間力」が今福祉の現場では求められている。
それはもう燃え尽きるほどに。

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