偽りの平等

 4月になると新しい仕事がやってくる。
もちろん我が学科でも新しい仕事がやってきた。その名も「戸締り」
今まで他学科の先生におんぶにだっこしてもらっていたのを自分たちでやることになった。毎日10分位の誰でにも出来る仕事。 こういう共有の仕事が発生したときは、必ず「順番に」とか「平等に」という話になる。
私は来週から大学院なので戸締まりができないので、しばらくの間は「平等に」するために毎日欠かさず戸締りをすることになりそうだ。

人間には得意と不得意がある。僕は本来なら「平等」であるべき、朝の掃除には一切関与していない。
もちろん、それで周りの反感は買っているとは思うのですが、私には掃除が本当に苦痛なのだ。

その代わり、同僚たちが常に安心してPCを使えるように、週に一回データのバックアップをとり、クリーンアップをし、ソフトウェアやセキュリティを最新の状態にしている(結構時間がかかる)。また、途中で固まってしまうとうちの同僚は逃げてしまってそのまま他のPCで作業をするので、それもこまめに治している。
でもそんなことは同僚は一切気付いていない(もちろん年齢的なものもあるのでわからなくて当然だ)。

病院で働いている時も、委員会というヤツがあって、NSさんたちと一緒にマニュアルと作成したりしていた。
NSさんは現場で積極的に働いているので意見は活発で具体的なアイデアを出してくれる。一方では、書類をわかりやすくまとめたり論理的に記録するのは、明らかに私の方が得意だった。さらに私の部屋にはPCがある。
司会者は、ひとしきりディスカッションの後

「では、今日話し合ったところを次回までにまとめるようにしましょう。平等に、1章はJJさん、2章は 男子病棟のAさん・・・・」

ええーーーーー!!

それがチームワーク??????
案の定、来週になっても私以外の部署は完成していないので、私がやることに。
「平等」のおかげで1週間の無駄。

まあ、そんなことを実際に言うと、本当にチームワークが乱れるので言わないけどね。
人間は燃え尽きるほどおもしろいもんです。

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