実習報告会を見て思ったことがある。
多くの学生が、精神病院における社会的課題に対して「長期入院」を挙げていた。
確かになあ。精神保健福祉士は、長期入院を余儀なくされたクライアントの人権や、そうなるにいたった社会背景やらさまざまなことを考えていくために生まれたような資格だもんなあと改めて考えてみた。
精神保健福祉士が誕生し、10年以上経過してもまだこの問題は解決していない。それは多くの先輩たちが死力を尽くした結果であり、たぶん新人が少々がんばったくらいではそう簡単に退院までは結びつかないよね。
でも、誤解を恐れず言うならばこの問題は20年後には自然と解決する。
長期入院クライアントの多くは、そういう年齢になってきているのだ。もちろん、新しい長期入院を生み出さない努力は当たり前のこととして。最近、初回入院のクライアントさんの多くは短期間で退院する。ただこれは精神保健福祉士のアイデンティティである人権の見地ではなく、医療的な理由も大きいのだけれども。
んで、20年後、長期入院がなくなり、ホスピタリゼーションのない世の中で精神保健福祉士は何をしよう?
「人権」って言うけど、それだけだと一つの病院に今ほど人数いらないよね。他職種も人権に対する研修を重ねてるし。
「制度」って言うけど、結構制度のこと知らないPSWも多いよね。
今、長期入院や生活障害を全て治療してくれる薬ができると僕らの仕事の大部分はなくなってしまう。
なんか矛盾した仕事だ。
と上手く言えませんが、精神保健福祉士になりたての若者さんたちは、20年度あなたはなにしてるのか考えて見て欲しいなと思いました。
未来に向かっての資格を導くことも一つ意識して欲しいですね。
資格ができてまだ10年ちょっと。20年後には、皆さん精神保健福祉士のパイオニアですよ。
Burn out