第26回–精神障害者の生活支援システム総評

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さて, 最後の科目の勝手な総評です。

「精神障害者の生活支援システム」は, 出題数は8問なので精神保健福祉士専門科目の中では唯一0点の可能性もある科目 (だと思っていましたが, 実は制度サービスと合わせて一科目群なので, 0点の危険性はないですね。ついこの間まで勘違いしていました。。。昨年の記事はそのうち訂正しておきます)。今年のは問題はかなり難しかったと思います。問題74が超サービス問題なので, さすがに0点はないとは思いますが。

まず, 例年「精神保健の課題と支援」で出題されることが多い統計的な問題が2問も出題されています。昨年度も1問出題されているので, 今後も1問は数字に関する問題が出されると思っておく必要がありますね。

問題75の居住サポート事業が2年続けての出題された割には, 昨年に続いて生活に密着した (特に自立支援法関係) の問題はほとんど出題されていませんでした。法律や施設に関する大きな問題も多くかなり, この科目のテキストよりも他の科目から出題されているような印象で, 非常にバランスが悪い内容だったと思います。

さて, これで精神保健福祉士専門科目の解説は終了。本年度の共通科目免除の合格点は, 38/80  で, 昨年よりも5点あがりました。得点率にして47%。

解いていって見ると, 全体として「やや易」の印象でしたので妥当な結果でしょうか。まあどうやってこの点数を決めているのかは公開されないのでなんとも言えませんが。。

共通科目免除でない受験生にとっては専門科目はやはり稼ぎどころなので, 最低40点, できれば45点は取りたいところです。

さて, 明日からは共通科目にチャレンジしてみます。

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