第26回 福祉行財政と福祉計画 総評

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さて, 一科目終わったのでまた勝手な総評をします。

元々のこの科目は記号の羅列な感じがしてしんどい科目なのですが, 今年の福祉行財政の問題はかなり難しかったと思います。

最後の問題48以外はかなり厳しい内容で, 正直選択肢を減らすくらいしか方法がないように思えました。その中でも43の消費税に関する問題は, その他の科目の中でも出題の可能性がありますので, 比較的問題文は「読めた」かもしれません。あと, 44の社会保障・税一体改革は今後も出題される可能性が高そうなので注意が必要ですね。

42, 45, 46, 47は過去の問題だけではかなり厳しい内容でした。条文を隅々まで読んで覚えるという作業が法律の専門家を目指す訳でない福祉職にどこまで必要なんだろうと心が折れそうになりましたね。そもそも計画とかって大事なのはわかりますけど, これだけの文章をすべての福祉職が読み続けるってことが現実的ではないですよね。お役所仕事って感じがぷんぷんしています。

ただ, この科目はカリキュラムが改訂して数年経過し, 今年である程度出題されそうな所は出し切ったかなという印象です。特に計画については, ワークブックなどを活用して過去の出題された内容を記号的に覚えきってしまえば来年度以降は比較的得点の取りやすい科目になるのではないでしょうか。

法定義務, 努力義務, 調和を保つ, 一体として, などの条文に出てくる用語や, それぞれの計画とその法律, 計画の期間について一度自分なりにまとめて, 記号としてでも覚えてしまうことである程度理解が深まっていくのではないでしょうか?

さて, これで共通科目も半分以上は終了。次の科目もがんばりましょうー。

 

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