第27回–精神専門75

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問題75「障害者総合支援法」に基づく共同生活援助 (グループホーム) に関する次の記述のうち, 正しいものを2つ選びなさい。
1 希望する者は, 入居前に体験的な利用ができる。
2 入所施設又は病院の敷地内にある。
3 利用期間は, 最長で6か月である。
4 サテライト型住居も認められている。
5 利用者は, 主として昼間において日常生活上の援助を受ける。
(注)「障害者総合支援法」とは, 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

おこのタイミングでこの問題を出すのは結構勇気がいっただろうなあ。現場レベルでも必要な知識だと思うので復習しておいたほうがよさそうです。

選択肢1 正答。もちろん体験利用は可能ですし, その際の報酬基準も決められています。ちなみに入所中でも他のグループホームの体験利用を行う事もできます。

選択肢2 誤り。グループホームは地域生活の場として位置づけられているのでその場所を院内や施設内に作るとは限りません。このページが分かりやすかったですね。

選択肢3 誤り。グループホームの利用期限は定められていません。

選択肢4 正答。共同生活を営むというグループホームの趣旨を踏まえ
, 1人で暮らしたいというニーズにも応えつつ, 地域における多様な住まいの場を増やしていく観点から, 本体住居との連携を前提とする仕組みとしてサテライト型住居が認められています。

選択肢5 誤り。利用要件として「生活介護や就労継続支援等の日中活動を利用している障害者」とあります。つまり施設の中で完結するのではなく, 日中はその他の活動に参加するというのが原則になりますね。

今日はここまでー。あと5問!なんとか合格発表日までには専門科目は終わりそうです。

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