第28回-精神専門20

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問題20 セルフヘルプグループに関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 専門家の援助を基本とする。
2 本人たちの相互援助を重視する。
3 法人格の取得を原則とする。
4 共同生活を基本とする。
5 匿名性を徹底する。

これもかなりサービス問題です。ちょっと簡単過ぎる問題が続くなあ。。というかこれは他の科目で出題されるべきなんじゃないかな。
セルフヘルプ・グループとは, 自助グループとも言われます。なんらかの障害・困難や問題, 悩みを抱えた人が同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団のことを指します。

選択肢1 誤り。専門家の側面的支援を受けることはありますが, あくまで自助グループなので, 専門家の支援を受けない形態で行われる場合も多くあります。

選択肢2 正答。助け合い, 分かち合いが目的ですので, 互いの相互援助が重視されます。

選択肢3 誤り。法人格がなくてもセルフヘルプグループは構成できます。

選択肢4 誤り。共同生活という形態で行われるセルフヘルプグループにはクラブハウスなどがありますが, すべてのセルフヘルプ・グループでそれが原則というわけではありません。

選択肢5 誤り。匿名性を徹底するセフルヘルプグループにはAAなどがありますが, すべてのセルフヘルプ・グループでそれが原則というわけではありません。

よし, また1科目終了。専門に入ってからペース早くなったなあ。

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