精神障害者の生活支援システム総評

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さて, 最後の科目の勝手な総評です。

「精神障害者の生活支援システム」は, もともとの精神保健福祉援助技術各論や精神保健福祉論の中から生活に密着した部分や就労に関する部分に特化した科目だと思います。出題数は8問と精神保健福祉士専門科目の中では0点の可能性もあるリスキーな科目でした。

今回の試験では就労に関する問題が5問あり, これからもこの傾向は続くと思います。就労支援に関する知識は特に地域で働く精神保健福祉士にはとても重要な知識ですし, 試験を受ける上でも細かい部分まで覚えておく必要があると思います。

今回は生活に密着した (特に自立支援法関係) の問題はほとんど出題されていませんでした。また統計問題に関してはかなり難易度の高い問題だったので苦戦した人が多そうですね。

さて, これで精神保健福祉士専門科目の解説は終了。本年度の共通科目免除の合格点は, 33/80  でした。得点率にして41%。
問題の難易度は高いとは思いますが, これでは客観的に資格の難易度が問われてしまう様な気がします。問題の難易度を下げて合格点を挙げる様な工夫が必要なのではないかなああ。

共通科目免除でない受験生にとっては専門科目はやはり稼ぎどころなので, 最低40点, できれば45点は取りたいところです。

カリキュラムの変更はありましたが, このままの問題傾向が続くのであれば, 過去問中心の学習で網羅できるのではないかなあと感じています。

さて, 少し休んで来週からは共通科目にチャレンジしてみます。今日は疲れたー。

 

カテゴリー: 第25回精神専門科目, 精神障害者の生活支援システム パーマリンク

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