第27回-社会専門144

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問題144 生活保護受給者に対する就労支援について, 正しいものを1つ選びなさい。
1 就労意欲の低い者は対象としない。
2 公共職業安定所 (ハローワーク) で職業紹介を受けさせるためのものである。
3 就労支援を受けることが 生活保護受給を継続する条件となる。
4 現在就労している者は対象としない。
5 就労支援では, 本人の同意を得て自立活動確認書の作成を求める。

これもなんとなくで選択肢を減らす問題ですねえ。。今年のこの科目は、結構曖昧な問題が多いですね。

選択肢1 誤り。普通に考えてなさそうな選択肢ですね。勤労意欲の低い者に対しては, 勤労意欲を向上させるような支援が必要となります。

選択肢2 誤り。状況に応じて, ハローワークを利用することは十分にあります。ただ, 「受けさせるためのもの」という表現はなんか違和感ありますねえ。

選択肢3 誤り。例えば, 単身の高齢者世帯であったり, 重度の障害を持っている場合などを考えると, そういう条件を義務づけることは現実的にはないように思います。

選択肢4 誤り。生活保護を受けながら, アルバイトをして収入認定を受けている人た福祉的就労から一般就労を目指す人など, 現在就労している人にも就労支援は必要ですよね。

選択肢5 正答。自立活動確認書は, 被保護者の同意を得ながら, 勤務形態や職種, 労働時間, 希望賃金額, さらには求職活動の方法や回数の目標などが記されたものです。この自立活動確認書の作成にあたっては, 保護の実施機関が, 地域の求人状況等を総合的に勘案して求職活動の内容や, それに対する支援等を確認するために作成されます。

さて、今日もあと二問ー!

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