第25回-共通科目52 (訂正)

Pocket

年金制度に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 被用者年金制度は, 厚生年金保険制度, 国家公務員共済組合制度及び地方公務員共済組合制度の3つである。
2 厚生年金保険の被保険者は, 国民年金に加入しなくてもよい。
3 確定拠出年金とは, 将来の年金額が確定している年金をいう。
4 確定拠出年金には, 国民年金の第1号被保険者である自営業者も加入できる。
5 厚生年金基金は, すでに廃止されている。

これは結構常識的な問題でしたね。最近珍しいタイプの問題です。基本的な知識を持っていれば解ける問題なのでなんとか取っておきたいところです。

選択肢1 誤り。もう1つ私学共済制度があります。

選択肢2 誤り。年金制度は2階立てになっているので, 厚生年金の被保険者は自動的に国民年金にも加入していることになります。

選択肢3 誤り。確定拠出年金は, では, 加入者自身が資産を運用するため, 将来支給される年金額はそれぞれの運用しだいで違ってきます。呼んで字のごとく, 掛け金 (拠出)が確定してる年金ですね。

選択肢4 正しい 確定拠出年金は個人型企業型に分かれています。個人型は国民年金基金連合会によるもので自営業者や企業型の確定拠出年金がない社員が参加できます。

選択肢5 誤り。厚生年金基金は, 国の厚生年金保険の給付の一部を代行し, さらに企業が独自の上乗せ給付(プラスアルファ部分)を行うことにより, 老後所得の充実を図る仕組のことです。一時期は非常に流行し, 厚生年金被保険者の3人に1人が基金に加入した時期もありますが, 現在は景気後退の影響から急激に減少しています。将来的には廃止しようとする動きもあります。こういった基金の多くは高度経済が継続的続くという仮定の下でできた制度なのでこれからの運用はかなり厳しいでしょうね。ちなみに完全に廃止されているのは適格退職年金です。

はい今日はここまでーー。

※ 解説は間違っていませんが, 誤り。正しいが間違ってました。。。最近ミスが多いですねー。混乱させてすまんですたい!

 

 


カテゴリー: 第25回共通科目, 社会保障 パーマリンク

コメントを残す