第26回 精神保健福祉相談援助の基盤 総評

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また, 1科目終了したので一応コメントを書いておきます。

精神保健福祉相談援助の基盤では, 昨年と同様にアドボカシーについてはかなり多く出題されていました。

精神障害者は, 過去の歴史の中で多くの権利侵害を受けてきたし, 現在でもまだまだ権利主体として尊重されているとはいえません。そのため, 精神保健福祉士の基礎知識としては必要な知識だと思います。今後もこの出題傾向は続くと思いますし, 中途半端な知識では解けない問題も出てくるかもしれませんね。

今年の問題のうち, 精神保健福祉士法や人名, 多職種連携などについては比較的簡単であったと思います。また事例問題も一部を除いては例年通り難易度は低かったと思います。一方で, この科目は, 簡単な問題と難しい問題が共存している科目なので, おそらく模擬試験等でもある点数は取れると思いますが, 実はそこからが難しいし, 大事な部分だと思います。

試験に受かる事のみが目標だと難しい所は捨てちゃえばいいと思いますけど, ソーシャルワーカーになるためには理論的背景をしっかりと学習すべきなんだと思います。

実際の現場で働き出してから, 理論的なことを読むと結構すーって頭に入ってくる事も多いですしね。

でも, 同じ1点だからなあ。。

今日はここまでー。さて, 明日からは次の科目だー!!

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