第27回–精神専門17

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問題17「犯罪被害者に対する急性期心理社会支援ガイドライン」に記載されている支援者の対応に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 支援機関からの情報提供は, 被害者の気持ちが落ち着くまで待つ。
2 記憶が鮮明なうちに, 詳細に被害体験を聴き取る。
3 性暴力被害の場合, 産婦人科の受診の必要性について確認する。
4 支援者は, 事情聴取に付き添う際, 警察に対して積極的に情報を提供する。
5 フラッシュバックや不眠症状があれば, 精神科救急の受診を第一選択とする。
(注)「犯罪被害者に対する急性期心理社会支援ガイドライン」とは, 平成24年度厚生労働科学研究「大規模災害や犯罪被害等による精神疾患の実態把握と対応ガイドラインの作成・評価に関する研究」において作成されたものである。

うーむこれも聞いたことがない。。勉強不足を痛感しますねえ。まあでもよく考えれば大丈夫そうです。原文はこちら。

選択肢1 誤り。「被害者の現状やニーズに即した具体的な支援を提供すること」が大事であると書いてあります。もちろん, 気持ちが落ちつくまでまつことも必要ですが, 支援者側から積極的に支援のメニューを提示したり, やや多めにニーズを見積もるなど, 対処に工夫があると良いそうです。

選択肢2 誤り。これは明らかに間違いですね。支援は警察の仕事の代替わりではないです。

選択肢3 正答。「性暴力被害者の相談では, 産婦人科医等医療機関の受診の必要性について確認することが必要である。」とあります。

選択肢4 誤り。「被害者が警察に対して持つ感情は様々であるので, 被害者と警察の関係が良好でない場合には一層の配慮が求められる」とあります。

選択肢5 誤り。「被害者の様々な反応の多くは, 被害後の急性期ではよく見られる反応であることを伝えることが有用である。」とあります。一概に精神科を受診しておしまいってことにはなるわけがありませんね。

この問題は解けた人は多そうですねー。よしあと一問!!

 

 

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