第27回–精神専門42

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問題42 次の記述のうち, 精神保健福祉士が行うソーシャルワークの展開として, 正しいものを2つ選びなさい。
1 インテークでは, 援助についての契約を結ぶ。
2 アセスメントでは, ニーズを明確にするための評価を行う。
3 プランニングでは, 精神疾患別に区分することを優先する。
4 インターベンションでは, 課題の達成状況を振り返る。
5 モニタリングでは, 相談援助活動の効果を最終的に評価する。

これも良く出る問題なので解けた人が多いと思います。回答を二つ選べなので注意が必要ですね。

ソーシャルワークは,  インテーク(受理面接)アセスメント(事前評価)プランニング(援助計画)インターベンション(介入)モニタリング(分析・評価)エバリュエーション(事後評価)終結 (ターミネーション) と展開していきます。

選択肢1 正答。インテークでは援助のについての契約まで到達するのが望ましいですね。契約ができなければアセスメントやプランニングまで進みませんからねえ。

選択肢2 正答。アセスメントでは, 実際の介入の前にニーズや評価を行います。ストレングスモデルのアセスメントが必要ですね。

選択肢3 誤り。プランニングは介入の計画を立てる段階です。ここで精神疾患別の区分を行うことはありません (この場面に限らずですね)。

選択肢4 誤り。課題の達成状況を振り返るのはモニタリングの段階ですね。

選択肢5 誤り。最終的評価はエバリュエーションの説明だと思います。

今日はここまでー。一日2問くらいなら無理のないペースだなあ。

 

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