第27回–共通科目42

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問題42 地方財政関係資料 (平成24年2月発行 (総務省) ) などに基づく2010年度(平成22年度) の地方財政に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 租税総額に占める国税と地方税の割合は, 地方税の方が大きい。
2 地方交付税・国庫支出金等を除いた国の歳出は, 地方の歳出より多い。
3 地方交付税総額の一部に酒税とたばこ税が充てられている。
4 公債費の支出額は, 国より地方の方が多い。
5 地方歳入の決算の内訳をみると, 地方税が半分以上を占めている。

新しい科目ですね。税金関連の問題はよく出題されるんだけど僕はちょっと苦手です。。これってちょっと情報古くないかな。。原文はこちら

選択肢1 誤り。租税はざっくり言うと税金ですね。税金にはもちろんいろんあ種類がありますが, 大きく分けると国税と地方税に分けられます国税の方が少し多いですね。

選択肢2 誤り。地方の歳出の方が多いですね。

選択肢3 正答。地方交付税は, 地方公共団体間の財源の不均衡を調整し, どの地域に住国民にも一定の行政サービスを提供できるよう財源を保障するためのものです。この税は国税五税(所得税, 法人税, 酒税, 消費税, たばこ税)の一定割合ですね。これはいわば「国が地方に代わって徴収する地方税」と考えることができます。

選択肢4 誤り。公債は「国や地方公共団体が, 資金調達のために行う債券の発行又は証書借入れによって負う金銭債務又はこれに係る金銭債権」つまり借金ですね。これは国の方が多いです。

選択肢5 誤り。地方税は全体の35%程度です。それ意義には地方交付税や国庫支出, 地方債などが占めています。

いやーこの科目むずかしーだいきらいー。今日はここまでー。

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