第27回–共通科目53

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問題53 児童手当に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 児童扶養手当が支給される世帯に対しては.児童手当は支給されない。
2 児童手当の支給には, 所得制限が設けられている。
3 児童手当は, 第2子から支給される。
4 児童手当の支給は, 児童が小学校を修了するまでである。
5 児童手当の費用は, 国と地方自治体が半分ずつ負担する。

おーいつかたっぷり出ると思われていた問題です。これはいろいろ法改正があって複雑なので必ず復習が必要ですね。

選択肢1 誤り。児童扶養手当は, 母子家庭等の生活の安定と児童の福祉の向上のために支給される手当です。児童手当は中学校修了前までの児童を養育している人に支払われます。両者は同時に受給することが可能です。両者の違いについては明確に覚えておく必要がありますね。

選択肢2 正答。平成24年度からの新しい児童手当に関しては所得制限がかかることになりました。世帯の人数によって制限がかわってきます。所得制限の額は自治体によって異なっていますが,  所得制限にかかった場合でも特例措置で子ども1人あたり月5000円が支給されます。

選択肢3 誤り。児童手当は年齢や人数によって額が異なりますが, 第1子から給付されます。

選択肢4 誤り。選択肢1で説明しましたが, 中学校修了までですね。

選択肢5 誤り。このページを参考にしてください。事業主の負担がありますね。その割合は年齢によって異なるみたいです。年齢ごとの事業主負担の割合までは多分覚えれないので, 出たら目をつぶってサイコロをふりましょうという感じでしょうか。

今日はここまでー。

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