第28回-精神専門26

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問題26 相談支援専門員に関する次の記述のうち, 適切なものを1つ選びなさい。
1 保健所等において, 精神障害者の相談業務を行う任用資格である。
2 資格要件として, 相談支援に関する1年の実務経験が必要である。
3 社会福祉に関する援護, 育成, 又は更生の措置に関する事務を行う。
4 計画相談支援において, サービスの支給決定に係るアセスメントを行う。
5 要介護者又は要支援者の相談に応じ, 適切なサービスを利用できるようにする。

おおこれも精神の専門科目という感じでもありませんねえ。障害者総合支援法に関連する問題ですね。

選択肢1 誤り。相談支援専門員が配される場所は相談支援事業所です。相談支援事業所では, ケアマネジメントを取り入れて計画相談などを行っていくために, 相談支援専門員の配置が義務づけられています。そもそも相談支援専門員は任用資格ではありませんね。ちなみに任用資格とは, 実際に働いて初めて名乗ることが出来る資格と考えればいいと思います。

選択肢2 誤り。相談支援専門員の資格要件には, 相談支援従事者初任者研修と実務経験が必要です。実務経験はもともと持っている資格によって異なりますが, 3-10年なのであやまりですね。

選択肢3 誤り。相談支援専門員は「身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の日常生 活の自立に関する相談に応じ, 助言, 指導その他の支援を行う業務」です。選択肢は福祉事務所の現業員の説明ではないでしょうか。

選択肢4 正答。もちろん, アセスメントだけではなく, モニタリングもやりますけど, これは正解ですよね。

選択肢5 誤り。これは介護保険のケアマネージャーの説明かなあ??

今日はここまでー。疲れたー。

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