精神保健福祉の理論と相談援助の展開総評

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さて, また一科目終わったのでまた身勝手な総評。

精神保健福祉の理論と相談援助の展開は, 元々の精神科リハビリテーション, 精神保健福祉論, 精神保健福祉援助技術各論が合体したマンモス科目です。授業時間数は60コマというとんでもない量でしたが, 試験の問題数は25問でした。

25問のうち, 単文事例が3問, 長文事例問題が, 12問とかなり事例の問題が多かったのが特徴です。事例の問題のうち専門的な知識を必要とするものも少ないので比較的点数がとれた人が多いのではないでしょうか。そういう意味では各論の流れを色濃く受けていますね。ちょっと問題の内容としては簡単すぎる問題も多かったような気がします。

事例問題を解くためのコツは, まずとにかく事例問題をたくさん解くということが挙げられます。過去問以外にも, 予想問題集や模擬試験, また社会福祉士や介護福祉士などの事例問題も基本的な考え方は同じなので, しっかりとチェックしておきましょう。

また, 複数で問題を解く事もおすすめです。数人のグループで意見交換をしながら解くこと機会を数回設けるだけで, 一人で問題を解くよりも非常に効率的に問題を解く能力は上がると思います。ただ, 集まっちゃうとついつい他の事を話してしまったりもするのでねえ。。

精神科リハビリテーションの範囲からも, 2問出題されていました。リハビリテーション系の問題は, 暗記するものが多いためなかなか大変ですが, 今後もほぼ確実に出題されると考えられるのでチェックが必要ですね。また専門的知識が要求される問題は, あまり出題されていませんでした。精神保健福祉法や医療観察法などの詳細については続く制度サービスで出題されていますので, 「精神保健福祉の理論と相談援助の展開」については概論的な位置づけなのかもしれませんね。

さて, あと20問。やっと終わりが見えてきました。

カテゴリー: 第25回精神専門科目, 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 パーマリンク

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