第26回-社会専門91

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問題91 2007年 (平成19年) の社会福祉士及び介護福祉士法改正の背景に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ躍びなさい。
1 福祉ニーズの多様化に対応するため, 2015年 (平成27年) までに社会福祉士登録者数を20万人にすることが求められた。
2 社会福祉士登録者数が大幅に増加し飽和状態になったため, 有資格者の量的抑制が求められた。
3 利用者がサービスを選択できる制度が導入されたことに伴い, サービスの利用支援, 成年後見, 権利擁護等の新しい相談援助業務の拡大に対応できるよう, 社会福祉士の知識及び技術の向上が求められた。
4 社会福祉士の業務内容の変化に対応するため, 5年ごとの更新制が導入されることになった。
5 福祉事務所への社会福祉士の配置が義務化されたため, 相談援助業務範囲の拡大が求められた。

さーてこの科目の2年目ー。下書きを書き始めた時点で今日は5月の連休まっただ中です。年内に終わるかなあ。社会福祉専門科目早めにやっておけばよかった。。
この科目は問題をじっくり読めばほとんどわかったんじゃないかなあ。背景という意味では, こちらの意見書を読むのが良さそうです。

選択肢1 誤り。社会福祉士の数値目標については特にどこにも定められていません。もう少し合格ラインを下げて合格率40%くらいにして欲しいんだけどなあ。。

選択肢2 誤り。これも特に聞いたことないですねえ。量的に余ってるってことはないことは現場レベルではよくわかっていると思います。

選択肢3 正答。意見書にもそんな感じのこと書いてますねえ。選択肢を読んでみてもこれを誤りにする場所はないと思います。

選択肢4 誤り。2007改正では, 「資質向上の責務」として, 「社会福祉士又は介護福祉士は,社会福祉及び介護を取り巻く環境の変化 による 業務の内容 の変化に適応 するため ,相談援助又は介護等 に関する知識及び技能 の向上に努めなければならない」というこいう項目が追加されました。更新制は導入されていません。

選択肢5 誤り。福祉事務所への社会福祉士配置は義務化されていません。それしちゃうと全国の福祉事務所は非常に困りそうです。現在のところ, 現業業務(いわゆるケースワーカー業務)は, 社会福祉主事任用資格を持つもので無いと行えないことになっているはず。。

さて今日もあと2問!

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