第26回-社会専門141

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問題141 現行の児童手当制度に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 児童手当は, 児童の年齢にかかわらず同一の金額が支給される。
2 児童手当の支給に要する費用の一部には, 事業主からの拠出金が充てられる。
3 児童手当は, 児童が18歳に達する日以後の最初の3月31日まで支給される。
4 児童手当は, 第3子の児童から支給される。
5 児童手当を受けようとする父母等は, 都道府県知事の認定が必要である。

なんか微妙に古い問題かも。。内容的にはかなり難しい範疇だったので間違ってしまった人も多そうです。
児童手当は, 児童を養育する保護者に対して, 支給される手当のことです。なんか政治のすったもんだがあって一時期子ども手当っていう名前になっていたことがあります。

選択肢1 誤り。これは除外できますね。0歳~3歳未満は1万5千円, 3歳~小学校就学までは, 1万円(第一子・第二子) 又は1万5千円 (第三子), 中学生1万円というように年齢に応じて変化します。

選択肢2 正答。児童手当等の財源については, 国, 地方(都道府県, 市区町村), 事業主拠出金で構成されています。

選択肢3 誤り。児童福祉法では児童を18歳までと定義していますが, 実際に児童手当がもらえる児童手当の対象者は0歳以上から中学卒業まで(15歳に到達してから最初の年度末(3月31日)まで)となっています。

選択肢4 誤り。もちろん、第一子から支給されます。

選択肢5 誤り。児童手当法第7条には,
「児童手当の支給を受けようとするときは, その受給資格及び児童手当の額について, 住所地の市町村長の認定を受けなければならない」とあります。

んーなんか難しかったなあ。。

 

カテゴリー: 第26回社会専門科目, 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 パーマリンク