第27回-社会専門95

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問題95 相談援助における自己決定にかかわる支援について次の記述のうち, 最も適切なものを1つ選びなさい。
1 利用者に判断能力の低下が疑われる場合は, 専門職が主導して支援のあり方を決めなければならない。
2 利用者が自己決定しようとしているときはより早く結論が得られるよう促さなければならない。
3 利用者が自己決定できるように, 専門的知識や情報を提供するなど, 決定の過程を支援しなければならない。
4 利用者が自己決定した事柄については, 専門的判断を行わずに従わなければならない。
5 利用者が支援を望んでいない場合は, 利用者にかかわらないようにしなければならない。

ちょっと一息つける問題かなあ。。というかそれまでの問題との難易度のギャップがすごすぎですねえ。。

選択肢1 誤り。利用者の判断能力が低下した際も, 可能な限り本人の意思を尊重して支援のあり方を決めていく必要があります。

選択肢2 誤り。急ぐように促してなにがいいことあるの??

選択肢3 正答。時間はかかったとしてもクライアントの自己決定を支えるのが, 専門職の役割だと思います。

選択肢4 誤り。自己決定に対して専門的観点からさまざまな助言などを行う必要があります。また生命の危険等がある場合には, 利用者の自己決定とは異なった判断をせざるを得ない時もあります。

選択肢5 誤り。相手が利用者かどうかに関わらず表明している内容がすなわち相手のニーズとは限りません。僕も妻と喧嘩した時には, 「もうほっといてよ!」っていいますけど, 本当にほっとかれたら寂しいですもんねえw

さて今日はあと1問!

 

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