第27回-社会専門120

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問題120 PDCAサイクル (Plan:計画, Do:実行, Check:評価, Act:改善) に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 PDCAサイクルは, もともと行政評価の手法として開発された。
2 PDCAのC (Check:評価) やA (Act:改善) の段階で得られた知見が, 次の計画の立案に用いられることはない。
3 PDCAのC (Check:評価) の段階では, 事実データに基づいて, 計画と結果のズレを確認することが大切である。
4 PDCAのA (Act:改善) の段階は, 策定された計画に沿って業務を実行する段階を指す。
5 PDCAサイクルの考え方は, サービス業における業務改善には適用できない。

キターPDCAサイクル。。。最近こんなんばっかり言われるからうんざりしますねえ。サービス問題なのでしっかり解いておきましょう。

PDCAサイクルは, 業務プロセスの管理手法の一つで, 計画(plan)→実行(do)→評価(check)→改善(act)という4段階の活動を繰り返し行なうことで, 継続的にプロセスを改善していく手法のことを言います。

選択肢1 誤り。PDCAサイクルは元々, 製造業における品質管理を構築したシューハート, デミングらが提唱したものです。このため, シューハート・サイクル (Shewhart Cycle) またはデミング・ホイール (Deming Wheel) とも呼ばれています(Wikiから引用)。

選択肢2 誤り。んなわけないですよね。じゃあなんでPDCAサイクルなんだって話です。

選択肢3 正答。客観的なデータをにもとづいて, 計画と結果のずれを確認して, その理由を考察することが大事です。

選択肢4 誤り。Aは「改善」って書いてあるので違いますよね。実行(Do)の説明だと思います。

選択肢5 誤り。たぶんどの業種でも使えるものだと思います。

なんかどっと疲れる感じの問題。さて次!

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