第27回-社会専門127

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問題127 要介護認定に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 認定調査に使用する認定調査票の「基本調査」の調査項目は 身体機能, 起居動作, 生活機能, 認知機能, 精神, 行動障害の4群から織成されている。
2 二次判定では 一次判定を基礎として, 主治医の意見書や特記事項に基づき, どの区分に該当するかの審査, 判定が行われる。
3 二次判定では, 一次判定よりも要介護度を下げてはならない。
4 第1号被保険者の認定に当たっては, 要介護状態などの原因である障害が特定疾病に起因するものであるかを確認する上で, 主治医の意見書が必要となる。
5 認定結果に対して不服がある場合は, 認定調査を行った市町村の介護認定審査会に対して申立てを行う。

介護認定に関する問題です。これも今後は出題の可能性がありそうです。しっかり見直しましょう。ちょっとサービス問題かなー。

選択肢1 誤り。介護認定における基本調査の項目は5群に分けられています。第1群は, 身体機能・起居動作の13項目, 第2群は生活機能の12項目, 第3群は認知機能の9項目, 第4群は, 精神・行動障害15項目, 第5群は, 社会生活への適応の6項目です。

選択肢2 正答。一次判定ではコンピューターによる判定が行われます。その資料をもとに主治医の意見書や特記事項に基づき, どの区分に該当するかの審査, 判定が行われるのが二飛判定になります。

選択肢3 誤り。一次判定の結果はあくまでコンピューター判定なのでその結果が二次判定によって変化することは十分にありえます。

選択肢4 誤り。これはサービス。特定疾病によって介護保険の要介護認定を行うののは, 40歳ー65歳までの第二号被保険者ですね。

選択肢5 誤り。不服申し立ての窓口は, 都道府県の介護保険審査会です。

さてあと一問!

 

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