第25回-共通科目3

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問題3 人体の器官の構造と機能に関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 嚥下時には, 喉頭蓋が開くことによって誤嚥を防止している。
2 大脳の後頭葉は, 聴覚の中枢である。
3 大腸は, 腸絨毛によって栄養素を効率よく吸収している。
4 通常, 呼吸回数は, 脳幹が血中の酸素濃度を感知することによって調節している。
5 血管, 消化管, 気管支には, 平滑筋が分布している。

これは僕かなーり苦手です。人体の器官などについては結構捨ててる人もいますけど毎回かならず一問は出題されてるのでがんばって復習。

選択肢1 このページが分かりやすいですね。喉頭蓋は開くのではなく閉じる事によって気管を塞いでいます。誤り。

選択肢2 こちらでも出題された脳に関する問題です。後頭葉は視覚中枢なので誤り。

選択肢3 腸絨毛とは, 小腸の粘膜にびっしりと並んで生えている小さな突起のことです。表面積を広げる事で栄養の効率的な吸収を助けます。選択肢は大腸と書いてあるので誤りですね。

選択肢4 吸息, 呼息というリズミカルな呼吸運動は延髄を中心とする呼吸中枢で行われています。脳幹とは「間脳」「中脳」「橋」「延髄」までの部分を指し, 生命維持に重要な中枢部位なので, この問題は一見正答に見えますが誤りだと思います。フォロワーさんからの情報ですが, こちらがわかりやすいそうです。脳幹が血中の『二酸化炭素』濃度を感知することが正しいみたいですね。

選択肢5 これは筋肉の問題です。筋肉には, 横紋筋(意識的に動かせる随意筋), 平滑筋 (自律神経の支配下にある不随意筋) , 心筋があります。これが正答ではないでしょうか。

今日はここまで。

 


カテゴリー: 第25回共通科目, 人体の構造と機能及び疾病 パーマリンク

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