次のうち, DSM-Ⅳ （精神疾患の診断・統計マニュアル第4版） に記載されている大うつ病エピソードの診断基準に該当する症状として, 正しいものを2つ選びなさい。
1 不眠又は睡眠過剰
2 活動における興味, 喜びの著しい減退
3 出来事についての反復的で苦痛な夢
4 緊張病性の行動
5 強迫観念又は強迫行為
むむむ。これは結構しぶい問題ですね。消去法で正解できた人も多いのではないでしょうか?DSMは患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示すためにアメリカ精神医学会が定めた精神障害に関するガイドラインで多軸診断ができることもあり世界各国で利用されています。WHOが作った診断基準であるICD-10と伴に日本でもよく使われる基準です。
選択肢1 と2が正答です。これはなんとなくわかりそうな感じですね。
選択肢3 「出来事についての反復的で苦痛な夢」はPTSDの診断基準の1つですね。誤り。
選択肢4 「緊張病性の行動」は統合失調症の診断基準の1つです。誤り。
選択肢5 「強迫観念又は強迫行為」これは強迫性障害の診断基準の1つですね。誤り。
さて, やっと共通科目一科目終了ー。。。
やはり専門に比べると調べるのに時間がかかりますね。