必勝合格法!

Pocket

さて, 順調に更新の進んでいる当ブログです。
本日はじゅんさま (twitterのアカウント名です) おすすめの勉強法と書籍紹介をしてみようと思います。人によって勉強の仕方は違うと思うので, 参考程度で。

まず, 国家試験対策においては, 正答を探すというよりも選択肢を減らすというのが一番の肝になると思います。なぜなら, 問題制作者が「誤った問題」を作るためには日本語を書く際にどうしてもなんらかの「よどみ」が生じるからです。実際, 「なんかよくわからんけど, これかなー」って感じで選択肢が減らせることも多いですよね。

確率論で考えてもまったく勉強していない場合には, 5択なので得点は20%しかとれません。もし5択のうち1つだけでも誤っていることが分かれば, 4択なので25%, 2択消去できれば33%, 3択消去できれば50%の正答率になります。合格ラインを見ても, 最低でもすべての問題を最期の二択まで絞れるようになれば, かなり合格に近づくと思われます。このように, 誤っているものをどれだけ削除していくかという考え方のほうが効率的に得点できると考えています。

では, そのためには何が必要かというと, 最も大切なものは, 「確実な知識の蓄積」です。「聞いたことがあるけど, どっちかなあ?」というレベルの知識がどれだけあっても選択肢を消去することはできません。例えば, 岡山孤児院を作ったのが, 石井亮一か石井十次か迷ってしまう場合と, まったく知らないのはほぼ同じ意味になるわけです。
成績が伸びない受験生に最も多いのは, 1) 先生に進められた過去問を読む →2) 過去問だけじゃ成績上がらないという噂を聞いて参考書を読む→ 3) 参考書だけじゃ問題がとけないので模擬問題集を買う, というように, 確実な知識がないままに曖昧な知識を積み重ねていくパターンです。僕はこれを浮気と読んできつく諌めているのですが, なかなかなくなりません。
極論を言えば, 過去問題集3年分をしっかりと勉強すれば合格ラインには達すると僕は思っています。出版されている書籍は, 非常に多岐に渡りますがその他の書籍はその確認のために使用するのがベストです。

過去問といえば, やはり王道は中央法規ですね。出版社によっては, 四年分とかもあります。
社会福祉士

精神保健福祉士

まずは, この過去問をボロボロになるまでしっかりとやります。もちろん, 問題と解説を熟読して, それぞれの選択肢の誤りの理由と正しい解答までしっかり覚えます。目安としては, この問題週のどのページにどの内容があるかくらいまで記憶してしまう程度でしょうか。また, 知らない用語もすべて確実に調べておきます。知らない用語にはどんどん書き込んで言ってがっつり汚してください。ただ, 過去問の解説もいまいちでそれだけでは意味がわからないこともあります。そういう時には, 本当はネット等で自分で調べてメモしていくのが記憶に定着しやすいですが, そんな時間がないときには, ワークブックやレビューブックで調べると早いかもしれません。

社会福祉士レビューブック

共通科目ワークブック

社会専門ワークブック

精神専門ワークブック

さて, では「過去問完璧!」ってなったらどうしましょう。結構多いのが, 「問題を覚えてしまったから完璧かどうかわからない」というパターンです。そんなときに使うのが一問一答です。
共通科目

社会福祉士専門

ここの一問一答はあくまで確認用です。過去問をマスターしていれば, すべての問題の正誤はもちろん, 誤りの場合は正しい答えまで言えるはずです。ここで正答率が低ければ, もう一度過去問に戻ってやり直しです。

多くの場合は, ここまででかなり実力はついていますし, 要領のいい人はだいたいここらへんで合格ラインまでたどり着きます。でも「えーでも過去問だけじゃ新しい問題に対応できないよー」という声が聞こえてきそうですね。そういう時には模擬問題集を使います。

社会福祉士

精神保健福祉士

こんなのもあるなあ。

ここで注意してもらいたいのは, 上述した一問一答で正答率が低い場合は必ず最初に戻ることです。力試しをするのは楽しいので, ついつい問題を解く方向にシフトしがちですが, これでは曖昧な知識を増やしていくだけになってしまいます。そして, この問題集はあくまで問題を解くだけのためのものなので, 「解くときは最大集中」し, 「採点, 見直しは気楽に」をテーマにやることをおすすめします。

よーし, 過去問もできたし, 模擬問題集もいい感じになった!でも本番が不安。。そんな人は模擬試験を購入して, 時間を決めてやっていきましょう。

これ古いリンクなので気をつけてください。今年分はまだ発売されていないのかな?

さて, 長々と説明しました。偉そうに聞こえたらご容赦ください。皆様の受験勉強の一助になれば幸いです!
よーし, 問題解説がんばるぞー。

カテゴリー: 書籍の紹介 パーマリンク