第25回-共通科目39

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災害ボランティアセンター及び災害復興ボランティアセンター (以下「センター」という。) に関する次の記述のうち, 最も適切なものを1つ選びなさい。
1 センターの運営は, 継続的な支援や地元行政との連携を重視する観点から, それぞれの市町村社会福祉協議会が単独で担わなければならない。
2 センターの運営については, 設置基準や運営マニュアルが整備されてきているため, それらに定められているとおり厳格に運営しなければならない。
3センターには, 被災者のニーズと災害ボランティアとをマッチングすることに加え, プログラムの開発, 関係機関との調整などに高い専門’性が求められることから, ボランティアコーディネーターの養成や研修が重要な課題となる。
4 救援物資や災害ボランティア活動は, 個々人の意思に基づくものであるので, 特定の物や場所に集中することがあるが, センターにおいて安易に調整してしまうよりもボランティアの自発的な善意を重視することが大切である。
5 生活支援相談員はセンターに所属し, 各種の生活支援を担う役割を負っているが, その採用に当たっては, Ⅲ看護師, 介護福祉士等の専門職に限定されている。

選択肢1 誤り。災害ボランティアセンターは, 主に災害発生時のボランティア活動を効率よく推進するための組織で, 平常時においても常設されている組織もあります。設置者は公設公営, 民設民営, 公設民営の3種類がありますが, 市町村社会福祉協議会が単独で担うとはどこの法律にも書かれていません。

選択肢2 誤り。運営は災害や地域の実情に応じて柔軟に行う必要があります。

選択肢3 正答。設問のとおりですね。

選択肢4 誤り。個別のボランティアの場合どうしても視野が狭くなったり物資や人的資源が集中してしまう可能性もあります。それらをコーディネートすることがセンターの重要な役割の1つですね。

選択肢5 誤り。生活支援相談員は有資格者のみに限定されていません。被災地の地元住民を中心にこちらのような研修を行っています。

この設題は考えれば解ける内容が多かったですね。こういう設題を解けるか解けないかが合否の鍵になってくると思います。

あれ予約投稿うまくいってなかったみたい。。

 


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