第28回-社会専門116

問題116 スーパービジョンに関する次の記述のうち, 正しいものを1つ選びなさい。
1 ソーシャルワークの実践に必要な知識, 技術, 価値を伝授することは教育的機能である。
2 スーパーバイザーとスーパーパイジーの責任の範囲などを決める契約は, スーパービジョンの展開における終結の時点で行う。
3 共感的な理解や受容を通して, ソーシャルワーカーを精神的に支える機能は管理的機能である。
4 スーパーバイザーは, スーパーパイジーから専門職としてさらに成長していくようにスーパービジョンを受ける。
5 個々のソーシャルワーカーの力量や状況に見合った業務の割当てを行い, 適正な業務となるよう調整することは支持的機能である。

スーパービジョンに関する問題ですね。過去何度も出題されているので, これもサービス問題だと思います。

選択肢1 正答。教育的機能の説明で間違いないと思います。

選択肢2 誤り。スーパービジョンは契約に基づいて行います。この契約は, スーパービジョンを開始する前に, 責任の範囲, 時間, 報酬などについて取り決めるものです。

選択肢3 誤り。これは支持的機能の説明ですね。選択肢5と互い違いの問題です。

選択肢4 誤り。誤り。これはスーパーバイジーとスーパーバイザーの順番が逆になっています。しょうもない問題だなあ。。

選択肢5 誤り。これは管理的機能の説明です。選択肢3と互い違いの問題です。

さて, あと少し!

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第28回-社会専門115

問題115 事例を読んで, グループワークにおけるMソーシャルワーカー (社会福祉士・精神保健福祉士) の対応について, 最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
総合病院の精神科病棟でMソーシャルワーカーは, 退院支援の一環としてグループワークを活用した社会生活技能訓練 (SST) を行っている。退院後に症状が再発したときに備えて, どんなときに体調不良になるのかをグループで話し合っていたとき, メンバーのAさんが, 唐突に「どうせそんなこと考えてもしょうがない。悪くなるときは悪くなるんだから」とぶつきらぼうに言った。それを聞いたメンバーのBさんは, 「お前みたいなやる気がない奴は居ても仕方ない。出て行けよ」と冷たく言った。Aさんは怒りの表情でBさんをにらみつけた。

1 「 Bさん, そんなふうに言わないで, みんな仲良くしましょう」
2 「 Aさん, 同じことを言ってた人が前にいたけど, グループで変わりましたよ」
3 「二人とも, 気が済むまで話してください」
4 「お二人それぞれ思いがあるんですよね」
5 「 Aさん, 無理にグループに参加しなくてもいいですよ」

グループにおける葛藤状態への介入方法に関する事例問題です。これは, SSTだけとは限らないですし, なあ無難なものを選べば回答になります。実際の現場だとこういう時困りますよね。。

選択肢1 誤り。まあ言っちゃいそうですが, これは葛藤を放置するだけなので, Bさんの立場を悪くしてしまいそうです。

選択肢2 誤り。個別化の原則に違反しています。前にうまく言った人と, Bさんとは異なる存在です。こういう言い方をされるとBさんは個人として尊重されていないと思うでしょうね。

選択肢3 誤り。葛藤状態にある二人を未介入で放置することで, 情緒的葛藤が大きくなってしまう可能性があります。グループ全体の課題としてなんらかの介入が必要になります。

選択肢4 正答。非審判的な声掛けを行うことで, 両者の気持ちに共感し, 理性的な議論に結びつけることができると思います。

選択肢5 誤り。これは論外ですよねー。この程度で参加を拒否してしまうとグループワークそのものが成立しないでしょう。

今日はここまでー。この科目は明日でなんとかさようならできそうです。

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第28回-社会専門114

問題114 ソーシャルサポートネットワークに関する事例を読んで, , 乳児院のJ家庭支援専門相談員 (社会福祉士) の支援について, 適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Kさん (32歳) はLちゃん (2歳) を出産後, 親子二人暮らしであった。親類との交流は現在, 全くない。Kさんは病気治療の必要があり, 半年前から入退院を繰り返していた。このためにLちゃんは乳児院に入所している。Kさんが完治し来月退院予定となったので, 家庭に引き取る支援体制を検討するために, J家庭支援専門相談員は, Kさんと面接を行った。その中で, Kさんがひとり親での子育てに不安を抱えていることが伝えられた。
1 インフォーマルな支援を優先して活用するように, Kさんに勧める。
2 ひとり親支援や地域の子育て支援を行うNPO法人の情報を提供する。
3 地域の主任児童委員とKさん母子の関係形成を図る。
4 Kさんのかかりつけの病院は, 支援体制から除外する。
5 Lちゃんが入所している乳児院は, 今後, 関わらないことをKさんに伝える。

母子世帯への支援に関する事例問題ですね。これも事例問題らしい事例問題です。

選択肢1 誤り。ソーシャルサポートネットワークには, フーォマルなサービスもインフォーマルなサービスを両方組み合わせ重層的なネットワークを構築していくことが求められます。どっちかを優先するかはケースバイケースですね。事例の状況ではインフォーマルサービスはこれから開発が求められる段階だと思います。

選択肢2正答。直接的な支援に対するニーズではなく, 不安が主訴となっていることを考えると事例のような情報提供は効果があると思います。

選択肢3 正答。民生委員と兼務する事例委員の中でも主任児童委員は, 児童に関することを専門的に担当します。いざというときに相談できる体制を構築するという意味では正しい選択肢だと思います。

選択肢4・5 誤り。これはないですよねえ。。。これは解説はいらないはず。。。

さて, 今日もあと一問!

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第28回-社会専門113

問題113 ソーシャルアクションに関する次の記述のうち, 適切なものを1つ選びなさい。
1 目的には, 社会参加の促進は含まれない。
2 対象には, 個人は含まれない。
3 内容には, ソーシャルアドミニストレーションが含まれる。
4 展開過程には, 学習会や調査などによる問題と要求の明確化が含まれる。
5 形態には, 自らの課題を克服し要求を実現する組織化は含まれない。

ちょっと日本語がむずかしいかなあ。。ソーシャルアクションは, 社会福祉制度やサービスの新設・改善などを目指した社会活動です。

選択肢1 誤り。社会的に排除されやすい集団が社会参加できるようになっていくことは, ソーシャルアクションの主要な目的の一つです。

選択肢2 誤り。これどういう意味なんだろう?ケースワークの過程に置いてソーシャルアクションの視点も非常に重要ですよね。

選択肢3 誤り。ソーシャルアドミニストレーション (社会福祉運営管理) は, 間接援助技術の1つで, 管理者や社会福祉従事者, 利用者および関係者を対象として, サービス計画や運営改善やニーズのフィードバックを行うことを目的とする技術です。これはシーシャルアクションとは直接関係ないと思います。

選択肢4 正答。社会福祉制度やサービスの新設・改善などに向けて, 既存の制度やサービスの課題を明確にしていく姿勢が求められます。

選択肢5 誤り。コミュニティオーガニゼーションと同様に, 地域社会における組織化を行っていく過程もソーシャルアクションに含めれます。「ソーシャルアクション 形態」でぐぐってみると, 住民組織型や, 当事者組織型, 専門家組織型, 統合組織型などに分類されるそうです。こちらも参考にしておくといいと思います。

さてこの科目も先が見えてきました。今日も3問がんばりましょー。

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