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psych パッケージの利用。

先週の日曜日にHiRoshimaRというRの勉強会があってとても勉強になった。

今日はそこで@kosugitti 先生が紹介してくれた心理学者のためのパッケージを丁寧に七転八倒することにした。

まずは、パッケージのインストールから。
Tool →Install Packeges..といくとこんな画面になる。
f:id:jigawa91:20110620225906p:image

またしても英語でちょっとイライラするが負けられない。

二行目の空欄のとこに”psych”と入力。
多分純正のRだといろいろ選べるみたいなのだが、しばらくはこのRstudioを使うので気にせずに行こう。

ちなみに3行目は、そのパッケージの保存場所。デフォルトではユーザー名/Library/R/2.13(バージョン名)/Library となっている。
作業ディレクトリに変更してもいいとは思うんだけど、まあデフォルトのしておこう。

f:id:jigawa91:20110620225907p:image

実行するとこんな感じ。ほんとにインストールできてるのか確認。

f:id:jigawa91:20110620225908p:image

よしどうやら入ってるみたい。

続いてこのパッケージを読み込むためのコマンド。
ちゃんと聞いて来たもんね。

library(psych)

これで、インストールしたpsychパッケージを読み出せる。

これを前回のデータの頭に入れてみる。ちょっと面倒なので、カテゴリカルデータの定義付けの部分は無視してみてみる。
library(psych)
#インストールしたパッケージを読みこみますよ。
lowdate1<-file(“nslpns.csv”,encoding=”Shift-JIS”)
lowdate2<-read.csv(lowdate1,header=T,sep=’,’)
lowdate2$sex<-factor(lowdate2$sex,levels=0:1,labels=c(“male”,”female”))
lowdate2$job<-factor(lowdate2$job,levels=0:1,labels=c(“ns”,”lpns”))
lowdate2$jobposition<-factor(lowdate2$jobposition,levels=0:2,labels=c(“highexecutive”,”executive”,”stuff”))
lowdate2$workingform<-factor(lowdate2$workingform,levels=0:4,labels=c(“day”,”2alternation”,”3alternation”,”unusual”,”parttime”))
#ここまででカテゴリー変数の定義完了。

この次に勉強会で習ったdescribe関数をいれる。この関数は簡単に言うと、グレードアップしたsummary関数という感じ。
とりあえず、年齢を入れてみよう。

describe(lowdate2$age)

f:id:jigawa91:20110620225909p:image

よしできた。ちなみにパッケージを入れていないRでdescribe()って打ち込んでも「関数が見つからない」と返ってきます。パッケージには他にもいろいろあるみたいなのだが、とりあえずこのpsychのパッケージには心理系の分析に便利な関数がいろいろあるみたいなので、しばらくこのままのデータで練習してみようと思います。!

次回やること
1) describe.by
2) corr.test
3) multi.hist

ここまで追ってみよっと。
因子分析はもっと簡単なデータで改めてやることにしよっと。