第25回-精神専門54

Pocket

その後, 5か月が経過し, Dさんの陽性症状の訴えはほとんどなくなったものの, 受診以外, 家にひきこもりがちな状態が続いていた。そんな時, DさんからE精神保健福祉士に「これからどうしていったらいいか」と相談してきた。 (問題54)

問題54 次のうち, E精神保健福祉士がDさんに勧めるサービスとして, 適切なものを2つ選びなさい。

1 精神科ショートケア

2 ピアサポーター養成講座

3 訪問看護

4 就労移行支援

5 地域活動支援センター

適切なものを2つ選べという問題です。これは最後の3つでかなり悩みました。とりあえず絶対間違っているであろうものから見て行きましょう。

選択肢2 ピアサポーター養成講座とは, ピアカウンセラーになるための研修です。事例のケースには適合していないですね。

選択肢4  就労移行支援についてはこちらで説明しています。事例のケースでは引きこもりがちという説明になっていますので, いきなり一般就労というのは現実的な社会資源の提案ではありませんね。

あとの選択肢3つについては悩みますね。

選択肢1 精神科ショートケアは, 3時間の時間設定となっておりデイケアに比べると通所の負担が少ない事からも事例には適合していると思います。

選択肢3 訪問看護ですが, 訪問看護ではクライアント本人へのサポート以外にも同居家族へのアドバイスも重要な仕事なのでこれは適切だと思います。

選択肢5 地域活動支援センターは, 障害者自立支援法における市町村地域生活支援事業に規定されており, 障害者の創作的活動, 生産活動, 社会との交流の促進を目指しています。事例には適合するのではないでしょうか。デイケアなどに比べると自由度が高い通所施設なので事例には適合していると思います。

うーーんということで, その他のサイトをカンニングしてみたのですが, ケアサポさんもやまだ塾も解答は, 1と5ですね。しかも「失礼ながら低レベルの問題」とまで書いてあります。ということなので解答は1と5で問題ないとは思うのですが, 事例の中で訪問看護で駄目という決定的な所は僕は見つけることができませんでした。

うーん。勉強不足だな。なんか重要な所を見過ごしているかなあ。。

この問題についてはまた, 調べて追記します。

昨日さぼっちゃったので今日はもう一回。

 


カテゴリー: 第25回精神専門科目, 精神保健福祉の理論と相談援助の展開 パーマリンク

コメントを残す