第25回-精神専門79

Pocket

B精神保健福祉士はその会に継続的に参加し, 学び直すことができた。特に, 会に参加する他機関の専門職等と知り合いになったことは大きな収穫で, もっと早く知り合っていればAさんの支援に活用できたのではないかと考えた。 (問題79)

問題79 次のうち, Aさんの支援に活用できる他機関の職員として, 適切なものを2つ選びなさい。
1 公共職業安定所(ハローワーク)の精神障害者雇用トータルサポーター
2 地域障害者職業センターのリワークアシスタント
3 地域障害者職業センターの障害者職業カウンセラー
4 就労移行支援事業所の職業指導員
5 就労移行支援事業所の就労支援員

これは比較的簡単です。Aさんの支援に最も適切なものを検討する感じでしょうか。

選択肢1 精神障害者雇用トータルサポーターは, ハローワークにおいて, 精神障害者等の求職者に対して精神症状に配慮したカウンセリングを行う等の就労支援を行い, また, 事業所に対して精神障害者等の雇用に関する意識啓発や理解促進を行う職業です。事例ではAさんは休職中なので, 就労支援よりも復職支援を念頭に置くべきですね。少し正答からは遠いのではないでしょうか。

選択肢2 選択肢3 地域障害者職業センターでは, 精神障害者総合雇用支援として, 担当職員(障害者職業カウンセラーリワークアシスタント)が雇用事業主・主治医と連携しながら, 次の支援を行います。リワーク支援を行っています。Aさんの事例には非常に適切な援助なのではないでしょうか。この両者が正答です。

選択肢4 選択肢5 就労移行支援についてはこちらで説明しています。いわゆる福祉的就労の段階なのでAさんの事例にはちょっと遠いのではないでしょうか。ちなみに就労移行支援事業サービス従業者には, 職業指導員・就労支援員が人員配置として定められていますね。

さて, ラスト一問!

 


カテゴリー: 第25回精神専門科目, 精神障害者の生活支援システム パーマリンク

コメントを残す