問題117 J社会福祉士が部下のK社会福祉士に対して行うスーパービジョンに関する次の記述のうち, 適切なものを1つ選びなさい。
1 利用者から, K社会福祉士についての苦情を聴き, すぐにそれを施設管理者に人事考課のための情報提供として伝える。
2 K社会福祉士が, 利用者とかかわるのがつらいと話しながら泣いてしまったので,共感を示すために一緒に泣く。
3 K社会福祉士の業務負担や力量, そしてケースの困難度を勘案して, 担当ケース数を配慮する。
4 利用者への支援について, K社会福祉士から逐一報告してもらい, 効率的に業務を遂行するために細かく指示を出す。
5 K社会福祉士が, 利用者の意向を確認していないことがよくあることを指摘し, 上司として自分が利用者の意向の確認を行う。
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基本的なスーパービジョンは, 熟練したスーパーバイザーが経験の浅い専門職スーパーバイジーに対し, その能力を最大限生かせるように援助することを言います。
選択肢1 誤り。スーパービジョンにはスーパーバイジーが, 機関・機能の 理念や方針, 役割を理解できるように業務の分担, ケースの割り当てを行い, スーパーバイジーの援助がクライアントに不利益をもたらしていないかを管理する管理的機能があります。ただこれはスーパーバイジーを処分するような機能ではありません。
選択肢2 誤り。これって解説の必要ないですよねえ。一緒に泣かれたら惚れてまうやろ。
選択肢3 正答。これは, 選択肢1の管理的機能の説明ですね。
選択肢4 誤り。教育的機能においては, スーパーバイジーの力量に合わせて, 不足する価値・知識・技術を教えたりします。ただ, 自ら学ぶように方向づけるというのが目的なので, 選択肢のようにコントロールすることは間違っていますね。
選択肢5 誤り。この方法ではバイジーは成長しないでしょうね。バイザーとバイジーが同じケースを担当し事例を通じて指導を行うライブスーパービジョンなどが適切ではないでしょうか。
さて, 今日もあと一問!