ゼミ活動

ゼミの概要
井川ゼミでは、仕事への動機づけや消費行動、リーダーシップ、集団意思決定、職場のメンタルヘルスなどの産業・組織心理学における基本的なトピックに着目し、心理学的視点から産業社会の構造や人々のこころについて研究していきます。基本的には経済や経営などと心理学的な要素をあわせたようなテーマを設定して、定量的なデータを扱う研究をしてもらいますが、学生の興味によっては柔軟に対応したいと思っています。最近はSNSやYouTubeなどの研究にも興味があるのでそういうテーマも大歓迎!

学習内容・学習方針
3年前期は、社会心理学・産業組織心理学に関連する基礎的な書籍を輪読方式で読み解きます。また、それぞれが興味のある分野の最新の論文を発表し、研究の方法論について学びます。後期には、グループごとにテーマを決定し、実際に調査を行うことで社会調査の手法を学びます。4年次には、各自が決定したテーマを元に調査・実験等を行い、卒業論文の執筆を行う予定です。

その他
3年時のグループ調査や卒業研究の内容は地方学会での発表、学術雑誌投稿に値するものを目指します。研究結果を積極的に発信する意欲のある学生を募集します。また、研究者を目指したいみたいな学生がいればめっちゃ応援します (最後に残された僕の夢です)。自分のゼミでなくても大丈夫ですので、調査や実験等の方法を学びたい大学院生、学部生、学生主体の読書会や研究活動などやってみたいことがある人は、他ゼミであっても誰でもいつでも相談してください。


2023年度の記録

2023年6月更新

五橋キャンパスに移動して、3年ゼミも入ってきました。今年は女性7人、男性2名の大所帯。4年生 (右)は週に一度集まって毎週がっつりと卒業研究中。3年生 (左)は現在研究の基礎体力向上に向けて輪読、論文購読など。今年は新潟東北心理学会でゼミ合宿予定。レッツエンジョイ心理学! 5月には、4年生の仕切りで、歓迎会をやってみました。やっとこ通常営業なので次回は飲みたい。

2023年7月更新

何年ぶりだろうか。コロナも落ち着いて (?) きたこともあり、ゼミ合宿を開催した。今年は、ちょっと遠いんだけど新潟県まで。東北心理学会は、昨年は北海道、今年は新潟と二年連続で東北外で開催されている。学部生でも発表できるので、来年以降のモチベーションになるといいなーというのがこの学会に参加する理由。
とは、いっても二日間学会だけどというのは厳しいので初日はフィールドワークと4年生の発表会、二日目の午前中は口頭発表とポスター発表に参加した。学生は積極的に質問してくれたみたい。来年は誰かが発表してるといいなー。

 

2024年1月更新

卒業論文発表会を3ゼミ合同で行いました。学院大に移ってきて初めての卒業生5人。さすがの心理学専攻ということで非常に質の高い論文が書けた。本日の発表で2023年度のゼミ活動はおしまい。おつかれまでしたー!

2024年3月26日更新
記念すべき井川ゼミ一期生が卒業しました。いわゆるフルコロナ世代ということで本当に苦労した世代だったと思うんだが、教員としてはまったく手のかからない優秀な学生たちで、これほど楽させてもらったのは初めてかも。これからの彼女たちの未来が幸多からんことを。

2024年3月28日更新
卒業式の2日後、3年ゼミの成果発表会が開催されました。コロナの影響でしばらくはYouTubeを使った動画だったんだが、今年は久しぶりの対面開催。ポスター形式で発表すうというおもしろい取り組み。他の学生や先生に発表を見てもらうのは結構緊張感があっていいね。

2022年年度の記録

2022年5月更新

東北学院大学にきて初めての3年ゼミは、女性ばかり5人。今までのゼミは他分野かつ大勢だったんだが、今回からは心理の専門教育をある程度受けてきているかつ少人数ということなのでどんなふうになるか楽しみだなあ。今年の3年生は、コロナでかなりしんどい2年を過ごしただろうから、なんとかあと2年充実できるようにサポートしたい。レッツエンジョイ心理学!

2021年年度の記録

2022年4月更新

大分大学で最後の学生を送り出しました。今年の4年生は、コロナに振り回された2年間で直接であえたのも数えるくらい。それでもみんな立派な卒論をかけて無事卒業です。またどこかで会えますように。その頃にはお酒も一緒に飲みたいぜ。

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2021年12月更新

2021年度は3年の募集を行わなかったので、4年生のみ、コロナの影響でハイブリット型で通年を過ごしました。3年時の頃に十分な調査もできていなかったこともあり、今年は実験調査2名と、文献研究7名に分かれて卒論を執筆。文献研究にほうは、英語論文を含めて合計9本の吟味した論文を丁寧にまとめ直す作業、データを取らない分、論理構築を一層しっかりする必要があって僕にとっても新鮮な体験であった。毎年卒論提出寸前までやきもき。実験調査の2名は残りはフィードバック資料の作成のみ。おつかれさまー!

 

 

2020年年度の記録

2021年3月更新
3月25日 (木)  学位授与式
今年もお別れの季節。昨年に引き続き卒業パーティーもできないまますが、なんとか学位授与ができました。今年一年間はCOVID-19の関係でほとんどみんなで集まることもできないままだったけど、最後に写真が取れてよかった。ほとんどのメンバーは近居もしくは実家が大分なので、いつかまた集まれたらいいなーと思いつつ。幸せになってくれますように。手作りシャツとマスクもありがとう。当ゼミ伝統のいらないけど捨てられないプレゼント。。

 

2021年2月更新
2月17日 (火)  ゼミ最終行事である卒業論文発表会が行われました。発表時間15分、質疑5分の口頭発表スタイル。今年は、残念ながらZoomでの遠隔開催。午前の部は3年生の研究発表、午後は3つのセッションに分けて卒論生9名から発表しました。非常に練りこまれて素敵な発表だったと思います。興味を持って見学に来てもらった他学科の先生からも褒められてうれしす。
最優秀プレゼン賞、最優秀論文賞、ベストピアビュワー賞、3年生MVP、優秀発表グループには恒例のもらって困るものとしてゼミ前掛けと手作りじゅんさまマスクが贈呈されました。お疲れ様−。発表資料はこちら。ちなみに前掛けは、高校の先輩のやってる縁 (Anything) さんで。飲食店さんとかで注文するといいね。

2020年12月更新
2020年度はほぼすべてのゼミ活動がオンライン。非常に大変な時期でしたが、学生さんたちはなんとか頑張ってくれました。3年生はお互いに顔を見たことのない段階から、ほんとちょこちょこと集まりつつ、なんとか予定どおりのカリキュラム (輪読、論文発表、調査データの収集)を完了。3年生は年開けの研究報告会と英語論文輪読でおしまい。お酒飲んで交流を深めるみたいなのも来年はなんとか出来たらいいなあ。できれば学会も来年は参加したい。
4年生は、すべての調査がオンラインになり、集まって分析したりするのも難しい中でなんとか試行錯誤しながら卒論を完成させてくれました。それぞれの高い意識で、この状況でも十分に立派な成果物になったと思います。ラストのイベントは卒業研究発表会。これもおそらくオンラインになり、今年はほとんど会えずに終わりそう。卒業していつかみんなで集まれるといいなあ。写真は卒論提出日の開放的なみなさん。僕も結構へろへろ。。

2020年5月更新
2020年度も学部3年生9名が加わりました。残念ながらオンライン開講なので、ちょといつもと違う雰囲気。3年生・4年生ともにZoomを用いています。4年生は卒論に向けていい感じの議論、3年生はまだまだ探り探りの感じ。


2019年年度の記録

2019年5月更新
2019年度は学部3年生9名が加わり、合計18名の大所帯になりました。4年生は就職活動でなかなか揃いませんが、地道に卒業研究をしてくれているはず。写真は新3年生。今日から輪読発表の開始です。まだ微妙な緊張感がある。

2019年7月更新
最近めっきり忙しくなってきた当ゼミです。4年生の前期は就活等々で参加率は低めですが、毎週開講して個人のペースで調査を行っています。前期中に調査開始するメンバーは現在質問紙セットまで来ました。他のメンバー研究計画の構想中です。ここで丁寧にやっておくと後期の自分に褒めてもらえるので頑張ってほしい (写真左)。3年生は、テキスト輪読、論文発表、論文ミニ要約を終えて、現在心理統計法とグループ研究を開始しました。今年のプレゼンMVPは井手さん。焼き芋しか焼けない高級な鉄鍋がプレゼントされました (写真真ん中は、ゼミコンパの様子)。すげえ重いし捨てられない。

2019年10月更新
井川ゼミでは、10月11月12月と研究活動が活発化します。3年生 (写真左) は11月に行われる九州心理学会で発表するため、週二回のペースでミーティングを行っています。現在3チームに別れての共同研究を通じて、社会調査の方法を学んでいます。
4年生は、それぞれペースは異なりますが、卒論で行う調査のための質問紙セットが佳境に入っています。ページ数がうまく調整できれば文明の利器を使って結構簡単にセットできるのですが、枚数が多いと手作業なのでつらい。ゼミ生のうち数名はグーグルフォームなどを使ってWeb調査を行ったりしています。写真右は、高校球児を対象に調査するための質問紙100枚を手作業で作成中のゼミ長。まさしく精神と時の部屋状態。

2019年12月更新
本年度も熊本大学で行われた九州心理学会第80回大会に参加してきました。井川ゼミからの発表は3年生3グループの研究発表です。
3・4年生合同のゼミ合宿を兼ねているので、今年は総勢18名の大所帯。大学バスは大型をお願いしました。大型にするとちょっと大きすぎる。。。
今年は昨年よりも1ヶ月早い開催となったため、かなり急ピッチでの調査、分析となりましたが、昨年度の先輩たちの履歴が残っているため、それらを参考にしながらなんとか満足行く発表になったかと思います。行きのバスがぎりぎりになったり、宿泊場所のお風呂が壊れたりいろいろとハプンニングもありましたが、終わってしまえばすべていいこと。大会の準備をしてくださった熊本大学の皆様ありがとうございました。ここ数ヶ月はこの学会に向けて準備に追われていたので、暫く3年井川ゼミは活動休止の放牧期間。4年生は現在卒論に向けてのラストスパートに入っております。発表資料はこちら

2019年3月更新
1月31日 (金)  ゼミ最終行事である卒業論文発表会が行われました。発表時間15分、質疑5分の口頭発表スタイル。運営は3年生頑張ってくれて、座長やタイムマネジメントなどかなり本格的な雰囲気になりました。
1stセッションのテーマは、「対人関係と感情」、2st セッションのテーマは「お金とこころ」として4時間に渡っての発表会でした。3・4年生のゼミ以外にも、興味を持って集まってくれた他のゼミ生、保護者の方も参加してくれて非常に活発な議論が重ねられました。非常に練りこまれたスマートな発表だったと思います。興味を持って見学に来てもらった他の先生方からもよい評判だったように思います。
最優秀プレゼン賞、最優秀論文賞、ベストピアビュワー賞には恒例のもらって困るものとしてお米10キロが贈呈されました。お疲れ様−。発表資料はこちら

3月25日 (水)  コロナウイルスの影響で、残念ながら卒業式中止となり、大幅に縮小された学位記の受け渡しが学内で行われました。非常に寂しい限りですが、良いニュースも一つ。ゼミ長の宮本くんがなんと経済学部主席卒業となり、見事学長賞をゲットしました!すばらしい。

卒業生の未来が素晴らしいものになりますように!


2018年度の記録

2018年5月更新
2018年度は学部3年生9名が所属しています。バライティに富んだ素敵なメンバーで、輪読も非常に真面目に取り組んでくれています。

2018年6月更新
ゼミ長宮本さんが、経済学部の久保奨学基金 (成績優秀者に対する奨学金の給付奨学金)を授与されました。おめでとうございます。
給付された奨学基金は、宮本さんの目標である高校教員としての進路をさらに拡大するための通信教育や、高校野球活動を通じた地域貢献、卒業研究に向けた心理学会への参加など使用する予定だそうです。
写真はゼミ内での表彰の風景 (いかにも後からとった感じ)。

2018年7月更新
井川ゼミ3年前期は、ゼミ生によるテキストのプレゼンと論文発表を行いました。学生同士の投票で最も最も高評価だった山口さんには、「微妙にいらないけど捨てにくい高価なもの」というテーマでバーンマシン (筋トレマシン)が授与されました。持って帰るだけで筋肉痛になれます。また、前期後半から、心理統計の学習を開始しました。使用するソフトは関西学院大学社会学部の清水先生が作成してくださったフリーの統計分析プログラムHAD、参考書籍は「Excelで今すぐはじめる心理統計」です。HADを使えば、複雑な知識がなくてもデータを触って楽しめるので、それぞれのデータ収集の前に入門編としてしばらくお世話になります。

2018年10月更新
井川ゼミ3後期の目標は、九州心理学会での発表です。ゼミ生はそれぞれの研究テーマごとに3グループに別れて活動中。写真は質問紙の印刷とセットアップの風景。当ゼミに入ると間違いなくサイドステップが速くなれます。次週からデータ収集及びデータ分析に入ります。仮説どおりの結果が出ますように。

2018年12月更新
長崎大学で行われた九州心理学会第79回大会に参加してきました。井川ゼミから発表は3年生3グループ+他ゼミの院生の共同研究の4つ。ゼミ合宿を兼ねているので大学バスを使っての節約旅行。ゼミ長が教職関連の重要授業のため、参加できないという緊急事態でしたが、学部生の初の学会発表としては十分な出来栄えで他大の先生からの質問にも真摯に答えることができていたと思います。大会の準備をしてくださった長崎大学の皆様ありがとうございました。ここ数ヶ月はこの学会に向けて準備に追われていたので、暫く井川ゼミは活動休止の放牧期間。年明けからはみんな大好き英語論文の発表会です!発表抄録はこちらに公開します。