福祉社会学会

社会福祉事業大学で行われた福祉社会学会に参加してきた。
土曜日の朝の出発時から財布が見つからず右往左往。

苦手な飛行機に乗って一路羽田空港へ。
土地勘がなかったので油断していたら社事大ってこんなに遠くなんだ (宿までもかなりタフな道程だった)。

バスでお知り合いになった先生といろいろトークしながら会場を目指す (ここの話もかなりおもしろかった)。発表は福祉よりの発表と社会学よりの発表が半々くらいからなあ (まあそういう学会だもの)。質的調査にはあまりなじみがなかったんだけど、いろんな視点からの分析があって結構おもしろかった。

2日のシンポでは、認識科学と設計科学と福祉学、社会学の関係についての話が印象に残った (僕は認識科学よりの心理学者で、元々は福祉現場の人)。
ただ、あるべきものの探求を目的とする認識科学ならばなおのこと、データの扱いには気をつけねばあなあと思った次第。質的な分析の解釈を自分の価値感でやっちゃうことの危険さも感じました。

一番印象に残ったのは、カギカッコの使い方。抄録でいろんな言葉にカギカッコが使われているのにはどんな意味があるのかなとちょっと不思議。これは友人の社会福祉学者に聞いてみよう。

さすがに帰ってそのまま授業はしんどかったけども、よい出張だった。ここから広島、名古屋と学会ラッシュなので体調を整えないと。

写真は夜食べたちゃんこ鍋。