先日福岡で大事件に遭遇した。
僕はその日旅先の開放感から昼間から博多鉄鍋餃子を食べながらビールを二杯飲んでいた。その先にこんな不幸なことが眠っているのは思いもせずに。
僕は福岡銀行で39000円もの大金をおろしたのだ。僕は普段からびびりなので、あまり多額お金は手元におかないタイプなのだが。
しかし、その日は学会。一緒に行った先生にお金がないとかかっこわるいことは言えないし、ホテルのお金やら帰りの新幹線代やら多めに財布に入れておきたかったのだ。
でも気持ちよく酔っぱらった僕は、なんと39000円をポケットに入れてしまった。それから2時間後、僕は福岡ラーメンを食おうと大名地区にさっそうと現れた。
そこでええ??驚愕の事実。
39000円ないじゃん?
僕は命がけで探した。しかし、ないのだ。
落としてしまったらしい。
それから数分の間に僕はキュブラーロスの死の受容過程を実感したのだ。
ちなみにキュブラーロスの死の受容過程とは
否認 自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。
怒り なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。
取引 なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心理状態である。
抑うつ なにもできなくなる段階である。
受容 最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階である。
僕は半泣き状態で妻に電話をした。
JJ「ごめんなさい。29000円落としてちゃったよう。。。」←ちなみに怒られるのが怖くて1万円ごまかしている。
妻「あら。。。かわいそうに。よちよち」
なんと優しい妻なのだろう。僕を責めることはない。
JJ「ごめんけどお土産が買えんかもしれん」
妻「それはそれ。へそくりで買いなさい」
あら、意外と冷たいのね。。。
ということで一応、交番に電話してみる。さすがに裸銭で届けてる人なんている訳がないけど。。。
すると。
Policeman 「いまさっき39000円拾ったという届け出がありました。今から来れますか?」
日本ってすごいなあ。と思いながら感激して交番に向かう。
Policeman「詳しく聞かせてください」
JJ「かくかくしかじか」
Policeman「よくわかりました。しかし、財布と違って間違いなくあなたが落としたという確証がありません。だから月曜日(二日後)に会計係の判断を待つことになります」
いやいやこの数時間の間に、駅構内で39000円ぴったり落としたのは俺くらいでしょ。
仕方がないなあ。でもしょうがいない落としたのは僕なんだし。
JJ「振り込んでもらったりできるんですか?」
Policeman「いえ、拾得物は基本現物渡しです。取りにきてもらうことになります」
おいおい。広島から福岡まで取りにこれるわけないだろ!!ということで一時間ほど交渉するものの難航。
JJ「仕方がないですね。わかりました。ただ、あなたの名前と経緯をメモに取らせていただいてよろしいですか?」
Policeman「それはちょっと。。。」
JJ「いや。しかし。」
とすったもんだあったのだけど、まあいつか帰ってくるかもしれんということで帰る。するとその10分後に携帯電話に連絡が。
Policeman「今、署内で相談した結果お返しできることになりました。」
おいおい。今かよ。公務員はメモに弱いね。。。
と思いながらも無事戻ってきました。届けてくれた人ありがとうございました。
僕としては完全に受容していたので、拾ったくらいのラッキーでした。
交番の人もほんとにありがとうございました。
burnout