ここでいう肌感覚というのは、いわば主観というようなものだけれども「主観」といっちゃうほど客観視できない分だけ始末に終えないものだ。
僕がこの肌感覚を実感したのは、ある年配の学生を見ていたときのことだ(ちなみに僕が直接関わった学生ではない)。非常に頼りがいがある人で、その人の周りには人が集まる。集まる人は少し幼かったり感情的だったり。
まあ、大人の周りに子供が集まるようなイメージ。
当初は、幼い友人たちの間でうまくバランスをとっていたその人だったが、時間が経過するに従って、その人の考え方はどんどん周りに染まっていく。ちょっと離れていたところで、僕が見ていても明らかに退行していっているような印象だった。しかし、少々その人の肌感覚が狂っても、周りとの差があまりにも激しすぎて自分ではわからないのだ。
その人は結局途中で辞めてしまった。周りに影響を受けてどんどんダメな自分になっていくことが本能的にわかったのだろう。
「仲間」とか「チーム」とかいろいろいうんだけど、世の中には悪気なく人の足を引っ張ってしまう人間がたくさんいる。特に、「みんなが・・・」という思想は非常に危険だ。集団は簡単に自分の肌感覚を狂わせる。
現場で仕事しているとみんなに合わせなければいけないこともたくさんあるけど、もしかすると「みんな」が間違ってるかもしれないよね。迎合して、楽をすると簡単に肌感覚は狂っちゃう。
PSWにスーパービジョンが必要というのはこういうことなのだろう。
なーんてことを完全に肌感覚が完全に狂ってしまっている僕がいうのもどうかとは思うけどね。
あ、論文書かなきゃ。
Burn Out